当院では福岡赤十字病院の登録医として入院・手術執刀が出来るよう連携しています。
全身麻酔下での耳科手術を福岡赤十字病院の開放病床を使用して行うことが可能で、慢性中耳炎・真珠腫性中耳炎等に行う鼓室形成術や乳突洞削開術が適応になります。
入院期間は概ね4日、術前術後は当院にてフォローアップします。
手術(福岡赤十字)
当院では福岡赤十字病院の登録医として入院・手術執刀が出来るよう連携しています。
全身麻酔下での耳科手術を福岡赤十字病院の開放病床を使用して行うことが可能で、慢性中耳炎・真珠腫性中耳炎等に行う鼓室形成術や乳突洞削開術が適応になります。
入院期間は概ね4日、術前術後は当院にてフォローアップします。
当院外来で局所麻酔下に行う治療(手術)には以下のものがあります。
中耳炎の保存的治療で十分な効果が得られなかったり、痛みが強かったりする場合は、鼓膜切開術による排膿を考慮します。
滲出性中耳炎は、急性中耳炎の跡や、鼻すすりによって鼓膜の奥に液体が溜まった病態です。痛みはないものの、聞こえが悪くなり耳がつまった感じが生じます。通気治療や中耳からの排水を促す薬で効果が得られない場合、鼓膜切開術によって滲出液を排出します。
鼓膜チューブ留置術は、鼓膜切開術を行っても急性中耳炎が繰り返し起こる場合などに行われます。鼓膜麻酔を施した後に鼓膜に切開を加えて短期留置型の鼓膜チューブを留置して中耳の換気を改善させます。難治性の滲出性中耳炎には鼓膜切開に加えて長期留置型の鼓膜チューブを留置することで常時滲出液の排出を促します。
「鼓膜穿孔閉鎖術」は、鼓膜に開いている穴をふさぐ手術です。鼓膜に穴が開いていると、耳の聞こえが悪くなり、放置していると少しずつ難聴の症状が進んでいきます。また、水泳や洗髪によって中耳腔に水や細菌が入りやすくなり、細菌感染(急性中耳炎)を繰り返す原因にもなります。
鼓膜の穴は自然にふさがることもありますが、穴がふさがらない、縮小する様子がない場合には、この手術が必要になります。
顔面外傷の際に鼻骨が折れると外鼻変形の原因となります。当院ではCTによる画像評価を行うことで骨折の程度を評価し、整復術の適応がある場合は局所麻酔下に整復術を行います。
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